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vol.6:ドイツでのリユースカップの利用事例

text by 地球・人間環境フォーラム(調査協力:アイクマイヤー有美子)

ドイツの事例紹介update: 10-03-31

飲料メーカーもリユースカップを提供

ベルリンのクロイツベルク地区マリアンネン広場の野外映画館で提供されたリユースカップ

ドイツのリユース食器業界では最大のカップ・コンセプト社の公開資料によると、リユースカップはドイツ国内のさまざまな場所で使用されています。

 

大規模な音楽イベントとして、マイケル・ジャクソン、ローリングストーンズ、Westernhagen、Peter Maffay、Depeche Mode、Rammstein、Herbert Grönemeyer、Dieter-Thomas-Kuhn、Die Toten Hosen、Die Ärzteなどのコンサートツアーで複数回使用されています。

 

また、FIFAコンフェデレーションズカップ2005、FIFAワールドカップ2006、UEFA欧州選手権2008などサッカーの大規模な大会や、ドイツの国内リーグ(ブンデスリーガ)において、ボルシア・ドルトムント、ヘルタ・ベルリン、ヴェルダー・ブレーメン、ボルシア・メンヒェングラートバッハ、SCフライブルク、1.FCカイザースラウテルンのサッカー場で使用されています。

 

ビール会社や飲料メーカーとしては、 Beck's、Hasseröder、Diebels、Franziskaner、Bitburger、Underberg、コカコーラ、Red Bullなどがあります。

 

同社が取り扱っているリユースカップは100ml~1000mlまで大小さまざまな容量があります。素材は、ポリプロピレン(PP)製とポリカーボネート(PC)製の2種類あり、ポリカーボネート製のカップの中には、取っ手つきのものや(取っ手がかみ合わせられるため、片手で4つのカップまで持つことが可能)、カクテルカップ、ワイングラス、シャンパングラス、白ビールグラスもあります。

 

※本調査はドイツ在住のアイクマイヤー有美子氏の協力をいただきました。

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