活用事例
Case Example

音楽イベントやライブハウスでリユース!

ライブハウスや野外音楽イベント、著名なアーティストのコンサート会場などでも、リユース食器やカップの利用が広がっています。ここでは、音楽イベント関連のリユース食器やカップの導入事例をご紹介します。

野外音楽イベントでリユース

ap bank fes

音楽プロデューサーの小林武史氏と、Mr.childrenの櫻井和寿氏、坂本龍一氏の3人が拠出した資金をもとに設立された環境をはじめとするさまざまな事業の支援や推進を行う非営利団体「ap bank」 の活動の一つとして、2005年より毎年夏に開催されている野外音楽イベント「ap bank fes」。

2005年に一部導入が始まったリユースカップは、2006年には全面的に導入され、2007年にはカップだけでなく、食器についても全面的にリユース食器を導入しました。2007年は台風のために1日のみの開催となりましたが、2008年、2009年は開催3日間を通して、すべての飲食物にリユースカップ、リユース食器が導入されました。Ap bank fes ‘09には8万4000人が来場し、リユース食器ののべ使用数は食器11万515個、カップ6万8,424個にのぼりました。

リユース食器の企画・運営はリユース食器ネットワークの参加団体A SEED JAPANが行っています。会場内にはリユース食器洗浄ブースが設けられ、業務用の食器洗浄機3台を稼働させて、ボランティアの手によって食器が洗浄されます。ap bank fes ‘09で使用した食器は、リユース食器ネットワークに参加する10団体よりかき集めて使用したもので、洗浄ブースにはさまざまな団体の名称が入ったコンテナが並んでおり、リユース食器ネットワークがネットワークとしての力を発揮するイベントです。

 

その他の利用場所
summer sonic(東京)、in the city Tokyo(東京)、Sonic Mania、白い森音楽祭(山形)、真夏のサンバフェスタインちくら(千葉)、Re-style Live、風人のまつり(東京)、富士ロック朝霧ジャム(静岡)、ライブ・アースまつやま(愛媛)、sun set live(福岡)など

 

コンサートツアーでリユース!

Mr.Childrenツアー

2007年8月8日、9日に横浜講演会場の日産スタジアムで13,729個、8月31日、9月1日に札幌公園会場のセキスイハイムスタジアムで2,660個のリユースカップが、9月29日、30日に大阪公園会場の長居陸上競技場で4,340個のリユースカップが利用されました。

 

その他の利用場所
a-nation '08など

 

ライブハウスでリユース

A SEED JAPANの「LIVE ECO」プロジェクト

日本全国に1,000店舗以上はあると言われるライブハウスの多くは、紙コップなどの使い捨てカップを使用して、来場者にドリンクを提供しています。一軒のライブハウスが出す使い捨てカップのゴミは年間73,000個、そのゴミの重さは565kgにもなります。国際青年環境NGO A SEED JAPANでは、ライブハウス・クラブでのごみ削減プロジェクトLIVE ECOを2004年春から開始し、2010年1月時点で、全国146店舗でリユースカップが利用されています。

 

その他の利用場所
渋谷GIG-ANTIC、渋谷La.ma ma、渋谷RUIDO K2、原宿RUIDO、代官山UNIT、新宿LOFT、新宿LOFT PLUS ONE、下北沢CLUB QUE、下北沢Shelterなど

NETWORK

リユース食器ネットワーク参加団体

ご覧になりたい地域をクリックしてください。

リユース食器ネットワークには、リユース食器の貸し出し、洗浄サービス、イベントのコーディネートなどを行う団体が参加しています。

リユース食器を使ってみたい方はお近くの団体にお問い合わせください。

リユース食器の継続的な導入を検討している方、取材を希望される方は事務局までお問い合わせください。

 

リユース食器ネットワークの活動は三井物産環境基金の助成金を受けています。